心の休暇、愛も恋もたまに休憩

南直哉 

いまどきの人は「休む」と称して休んでいない。 

休日に寸暇を惜しんでレジャーに行って疲れたり、「自分への投資」をしている。 

彼らが休むのは明日の仕事のためで、いつまでたっても「○○のため」から離れられない。 

私が推奨する力を抜く方法とは、時間と人生を自覚的に無駄にせよ、ということである。 

一度、「自分」を脱いでみたらどうかと思うのだ。 むろん、「自分」を脱ぎ捨てたままにはできない。 また着なければ生きられない。 

しかし、「自分」が脱げるということ、もう一度着る時には、サイズを調整したり、着こなしを変えたりできると知ることは、わるいことではない。 


 木全ミツ 男社会だと批判しても何も変わらないしその男社会で生きていく以外に選択肢はない。 

自分の体験を通して理想とする社会にしていけばいい。 社会に役立つ存在になって初めて自分の人生は幸せだったと実感できる。

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